職種を問わず、ビジネスマンが財布と並びこだわるアイテムが名刺入れである。名刺を交換する際、必ず相手の名刺入れに視線が行く。もちろん、相手も同じだ。あなたの名刺入れは無意識のうちにチェックされている。初対面では印象がすべてだ。立ち振る舞いや髪型はもちろん、バッグや腕時計、靴といった愛用品で相手に与えるイメージは決まる。だから、手は抜けない。
イギリスで1000年以上も前に馬具用として誕生したブライドルレザー。表面の白い粉は、レザーに浸透させるように手作業で擦り込まれたロウが浮き出てきたものだ。この浮き出たロウは使い込むうちに次第に無くなり、それと引き替えに深い艶が現れる。
日本の職人技にこだわるココマイスターが使うブライドルレザーは、数あるブライドルレザーの中でも英国が誇る名門タンナーによるもの。今だ職人の技と勘に委ねられる製法を採用し、完成まで実に5か月を要する革の芸術品である。
世界の名だたる革素材を厳選した「Made in Japan」のモノ作りは、瞬く間に口コミで評判を呼び、各メディアがこぞって紹介する一流ブランドへと昇り詰めた。今では全国に6店舗の直営店を構えるに至っている。しかし、どんなに知名度が上がろうが、熟練職人による心温まるモノ作りを貫く姿勢を崩さない。そのブレないスタイルに、男は惚れ込むのだ。(出典:ココマイスター)