お金を掛けたいモノと、お金を掛けたくないモノ、が誰にでも存在する。しかし、価格が安いから、大量生産品だから、という理由だけで「一流品」の枠から外してしまうのは可哀想な気もする。今回はそんなアイテムを紹介する。
女性と比べて持ち物が少ないと思われがちな男性だが、実は意外と身に付けているモノは多い。まず腕時計、次にサングラス。そして、リング、ペンダント、ブレスレット、腰元の鍵……。
困るのは帰宅してルームウエアに着替えるときだ。大半の男性は、身に付けているモノを外し、次々に机の上に置いていく。そして翌朝、それらを再び身に付けて外出する。このルーティンも悪くはないが、デスクで仕事をしようとすると、机上に散乱したモノが邪魔になる。
そんな時に、身に付けているすべてのモノを収納可能な卓上の収納ボックスがあると便利だ。腕時計専用ケースやメガネケースにそれぞれを収納するのも悪くはないが、ひとつのボックスに収納した方が卓上はすっきりとする。何よりもラクだ。
しかし不思議なことに、収納ボックスにはなぜかお金を掛けたくない。私が思うに、腕時計のゼンマイを自動的に巻き上げるワインディングマシンのように「機能」や「ディスプレイ」を求めるアイテムではなく、ただ卓上をすっきりさせるための「整頓」を求めるアイテムだからだではないだろうか。
そこで、リーズナブルプライスで購入可能なこの収納ボックスの出番だ。腕時計2本、メガネ2本、4か所の小物収納スペース、リング収納部を備えている。幅も28センチとコンパクトで、ガラス付きの蓋が備わる。見た目もプライス以上の高級感がある。素材は合成皮革だが、本革のようにメンテの必要もなく丈夫だ。
気が付くと買い直している使い慣れた100円のボールペンが、その人にとっての一流品であるように、愛用のモノを無造作に放り込んでおける収納ボックスも、気が付けばあなたにとっての一流品になっている可能性も十分にあるのだ。(出典:Studiolo)