初めて月へ行った腕時計「ムーンウォッチ」としてその名を知られるオメガ・スピードマスター。モデルの誕生は1957年。NASAの過酷なテストに唯一合格し、1969年の人類初の月面着陸という歴史的瞬間に立ち会うことになった。スピードマスターは誕生から長い年月の間に様々な派生モデルが登場している。なかでもアンティークファンを魅了し続けるモデルがオメガ社創立125周年記念モデルである。
ステンレスの板のような分厚く屈強なケース。それまでの手巻ムーブメントではなく、オメガ社初となる自動巻ムーブメント（Cal.1041）をベースにクロノメーター規格をクリアした特別なムーブメントを搭載。時を計測する機能のためだけにデザインされた文字盤。男であればこのモデルに物欲を刺激されないはずがない。
オメガ社創立125周年を記念して1974年に限定2000本で生産されたモデル。以前は比較的入手しやすかったが、近年、その数は激減し、コンディションが良好なモデルは非常に少なくなってきている。
写真は神奈川県川崎市にあるアンティークウォッチ専門店「スイートロード」で本日現在、販売されているコンディション良好な個体だ。アンティークウォッチのコンディションは千差万別で、信頼のおけるショップでの購入が欠かせない。その点、豊富な知識と万全のメンテナンス体制を備えているスイートロードは安心して購入することができるだろう。
ちなみにこのサイトの管理人である私は1974年生まれ。個人的にもいつかは手に入れたいと憧れ続けている腕時計である。（出典：機械式時計専門店スイートロード）
