先日、とあるメーカーの会議スペースで撮影をした際、カメラマンが小さなBluetoothスピーカーを取り出し、音楽を掛けた。その小さいボディからは想像できないほどの大きく豊かな音に正直驚かされた。以来、色々なBluetoothスピーカーをチェックしてみた。そのカメラマンのスピーカーは他社製品であったが、やはりボーズに対する憧れは拭えない。
子供の頃、自分専用の部屋を与えられた男子の多くは、お年玉でラジカセやコンポを買い、レコードやCDを流して大人になった気分を味わったものだ。その頃、ボーズは高嶺の花。到底子供が手にできるシロモノではなく、お洒落なレストランやショップの天井にぶら下がっている高級スピーカーというイメージだった。それが大人になった今、気が付けば簡単に手が届く商品になっている。あの頃を思い出して、手にしてみるのも悪くない。
気になるのは、ボーズ史上最高のポータブルスピーカーと言われている「Bose SoundLink Revolve Bluetooth スピーカー」。360度全方位をカバーする継ぎ目のないスピーカーグリルのお洒落な外観。倒したりバッグに放り込んだり、少々手荒く扱っても大丈夫という耐衝撃性。
若干の雨であれば問題無い防滴仕様なのでアウトドアやプールサイドでも楽しめる。しかも、フル充電で約12時間再生可能なので使う場所を選ぶことはまずない。
欲しいけど、購入するまでもない。Bluetoothスピーカーに対してはそんな声も聞こえてくる。確かに仕事中はパソコンから音楽を鳴らせばいいし、屋外ではiPhoneがある。しかし、このボーズのBluetoothスピーカーが発する信じられないほど重厚でパワフルなサウンドを耳にすれば、「何でもっと早く手に入れなかったのか」と思うことだろう。
音楽好きに言わせれば「今さら」かもしれないが、趣味世界にタイミングは関係ない。一流品には、いつでもファンを受け入れる懐の深さがあるのだ。（出典：ボーズ・オンラインストア）
