YUHAKUの手染めブーツ

仲垣友博。幼少期からクリエイティブに興味を持っていた氏は、学生時代に絵画に没頭し、その後はフィッティングやシューデザインを学び、プライベートではイタリアの靴職人の元に通って製靴技術を習得するなど、生粋の職人である。

その仲垣氏が2009年に立ち上げたレザーブランドが「YUHAKU」(ユハク)である。自身の名前を音読みで発音したブランド名に恥じぬハンドメイドによる秀逸プロダクトの数々は、瞬く間に口コミで広がり、多くのファンを獲得している。

すべてにおいてこだわりを持っているが、特に独自で考案した染色技術は唯一無二。オーダーを受けてから1点1点手染めで表現される美しい奥行きのあるグラデーションは、見る者を優雅な世界へと導いてくれる。

ヴィンテージの佇まいを見せるブーツは無骨な雰囲気とは対照的に、「踵と土踏まずで履く靴」にこだわり軽快な履き心地を実現した。ソールは伝統のグッドイヤーウェルト製法を採用し、リペアを繰り返し末永く愛用することができる。脱ぎ履きの多い日本の風習にマッチしたサイドジッパーは、一度履くと病み付きになると評判だ。

購入して終わりではなく、末永く使い続けてもらえるプロダクトを目指す仲垣氏は、手染めアイテムの「磨き直しサービス」(有料)も展開。職人がコンディションを確認し、それぞれのプロダクトがもっとも美しくなる方法で磨き上げてくれる。

購入してから何年、何十年と、新しい驚きと喜びを提供してくれる「YUHAKU」のブーツ。まさに一流品と呼ぶに相応しい逸品である。(出典:YUHAKU)


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