レッド・ウィングの茶芯エンジニア

アメカジを通ってきた男であれば、誰もが履いたことがあるレッド・ウィング。なかでもエンジニアブーツのRW2268は定番中の定番だ。

RW2268の長い歴史の中で、イレギュラー的存在として愛好家が探し求めているのが「茶芯」である。通常のモデルよりも履き込むほどに茶色くなる個体で、革質によるものなのか、意図的なものなのか、その詳細は現在も解明されていない。

茶芯の個体は、1983年〜1991年頃まで製造された「PT83」、1991年〜1999年頃までに製造された「PT91」に見られる。「PT83」や「PT91」というのはブーツ内部に縫い付けられたタグに記載された記号で、愛好家たちは製造年による表記やデザインの違いでモデルを細かく分類している。

茶芯に関しては様々な憶測や間違った情報が多いが、それもまた一流の証。レッド・ウィングに心を躍らせたあなたなら、「茶芯」という宝探しに夢中になれるはずだ。

ここで紹介している茶芯のPT91(1995年製)は日本を代表するブーツリペアショップ「福祿壽」にてソールカスタムを施している。シンプルな黒いブーツが様々な楽しみを我々に提供してくれる。レッド・ウィングの懐の深さには脱帽である。

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